ABOUT
Duo Futura(デュオ・フトゥーラ) は、チェリストのマリア・クロフスカと打楽器奏者の出井紗希子による、現代クラシック音楽を中心に活動するデュオです。2018年の結成以来、チェロの温かく深い音色と打楽器の多彩でダイナミックな響きを融合させ、独自の音の世界を探求しています。

彼女たちのレパートリーは20世紀の作品から、Duo Futuraのために書き下ろされた新作、さらには自ら編曲を手がけた楽曲まで幅広く、レパートリーには、アンディ・アキホ、シモン・ブジョスカ、オデッド・ガイスハルツ、狭間美帆、池上英樹、デイヴィッド・ラング、アストル・ピアソラ、エリク・V・ショルド、エイトル・ヴィラ=ロボス、和田薫など、国内外の多彩な作曲家の作品を取り上げ、珍しい編成ならではの新鮮な響きを生み出しています。

SAKIKO IDEI
出井 紗希子(いでい さきこ)

岡山県出身、島根大学教育学部を卒業後、京都市立芸術大学大学院にて打楽器専攻の修士課程を修了。さらにドイツ・カールスルーエ音楽大学にて打楽器の研鑽を積み、ヨーロッパを拠点にソリストとして、また数多くのオーケストラやアンサンブルと共演している。

その音楽的レパートリーはクラシックから現代音楽、さらに実験的・即興的なスタイルにまで及び、作曲家、ダンサー、美術家、映像作家など他ジャンルのアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組む。

創造性あふれる演奏で高い評価を受けており、「SaRu パーカッションデュオ」や「Japode Trio」のメンバーとしても活躍。さらに、「FourSchlag パーカッションアンサンブル」では、2023年にインクルーシブなマルチメディアプログラム《Watch the Beat》により「コブレンツ文化賞」を受賞した。

2024年には、ケヴィン・プッツ作曲のマリンバ協奏曲のヨーロッパ初演をライン・フィルハーモニー・コブレンツ管弦楽団と共に務めたほか、トリアー=ザールブルク吹奏楽団と真島俊夫作曲のマリンバとバンドのための協奏曲「睡蓮の花」を演奏し好評を博す。

演奏活動の傍ら、ドイツ・トリアー市立音楽学校にて後進の指導にあたり、子どもや学生向けのコンサート、ワークショップ、セミナーなどを通じて、次世代の育成や音楽普及活動にも力を注いでいる。

MARIA KULOWSKA
マリア・クロフスカ

ポーランドの音楽家の家庭に生まれたマリア・クロフスカは、7歳でグダニスク国立音楽学校に入学し、本格的に音楽教育を開始する。その後、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学およびドイツ・リューベック音楽大学をいずれも優秀な成績で卒業。

ミッシャー・マイスキー、リン・ハレル、ヴォルフガング・ベッチャー、ミクローシュ・ペレーニ、ヴァルター・レビンといった世界的な音楽家のもとでマスタークラスを受講。DAAD(ドイツ学術交流会)、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ヒンデミット財団、カール・フレッシュ国際アカデミー、ルツェルン音楽祭、さらには国際チェロコンクールにて、多数の奨学金および賞を受賞。

オーケストラ奏者としては、ルツェルン音楽祭アカデミーオーケストラ、リューベック・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィアなどで演奏。ピエール・ブーレーズ、シャルル・デュトワ、サー・ネヴィル・マリナーといった名指揮者のもとでの共演経験も持つ。
また、ボン・クラシック・フィルハーモニーでは4年間にわたり首席チェリストを務め、2013年からはルクセンブルク室内管弦楽団のメンバーとして活躍中。

クラシック音楽にとどまらず、電子チェロとループステーションを用いた現代的な表現にも取り組み、パフォーマー・作曲家としてショーや短編映画の楽曲制作も行っている。

教育分野にも力を注いでおり、ルクセンブルクのルダンジュ音楽学校にてチェロを指導するほか、毎年ニューヨークで開催される「サウサンプトン弦楽器フェスティバル」にて音楽コーチとしても招聘されている。